わがはいはnonojirou ・・・ それから

けっこう毛だらけな・・・ ☆ 湯村温泉の琥珀くん ☆ 温泉津温泉のにゃんこ ☆ 野良のマキノさん ☆ 迷い猫のれん ☆ ちっちゃい頃ののの

 暴漢に襲われた 2

「肉が見えてらァ、きもちワル」
「こんなんで、よく生きてわ」
「体中から、汁が出でらァ」
「前足、折れてんじゃないの」
学校から帰ると、イチとミニラが、おいらを覗き込む。
ゴジラママも
「のの、ただいま。まだ、生きてる?」

しばらくは、まさに死んだように動けなかった。
目だけ、ギョロギョロさせて。

動けるようになっても、まっすぐには歩けなかった。
「斜めに歩いてるわ」
「生命力、すごいね。ガンバレ、ガンバレ」
「こうなったら、テッテイ的に治してやりましょうよ!」
と、ゴジラママ。

オヤジはおいらを、毎日のように病院に連れってくれた。
肉が干物にならないように、注射を打ちに。
看護婦ねえちゃんに会えるのが、楽しそうだった。

もう大丈夫となった時、白衣の男が言ったのをよーく覚えてる。
「・・・奇跡ですな。まさか、助かるとは、思ってなかった」

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 暴漢に襲われた

気がついたら、病院の手術台に、横たわってた。
がっしりした躰つきのいかつい顔の白衣の男と
若い看護婦のねえちゃんが二人、おいらを押さえつけていた。

「た、助かるでしょうか」
オヤジがオロオロと言うと、
「今、助けようとしているところですよ」、白衣の男。

この家に来て、2週間目ぐらいのことだった。
一人で散歩中、取って食おうとしたやつがいたのだ。
チビすけの、愛らしいおいらは、襲われたのだ。

次の日の朝、オヤジは、行方不明になっていたおいらを、あちこち探して
家の隣の墓場で見つけてくれた。
血だらけで、ボロボロの赤い雑巾のようになってたそうだ。
両方の肩も腕も噛み切られ、肉が見え、
せなかの皮は破け、首のうしろやお腹にもいくつか穴が開いてたそうだ。

「死ぬなよー、死ぬなよー」
ボロボロ雑巾を助手席に、運転しながらオヤジは呟いていた。

「もう少し遅ければ、飛び出た肉が腐ってたところですよ」
夏のお陽さんがかんかん照りの頃だった。
「た、助かるでしょうか」
「今、助けようとしているところですよ、心配しなくても」

「・・・それで、手術代はあのォ、いくらかかるでしょうか・・・」
うすれる意識の中で、オヤジの心配はそのことなんだと思ったことを、よーく覚えている。



 ど〜ん !

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   お初にお目にかかります…

 わがはいは「のの」である。

さて、おいらの名前なんだけど、「のの」といいます。nonojirou(ののじろう)というのは、なぜかオヤジだけがそう呼ぶんだよ。
本名、「のの」。

この家に来て3日ぐらいで、ゴジラママとイチ(息子)、ミニラ(娘)によって命名されたのであります。
『御シャカ様』という意味らしい。
まあ、神々しくて、気品にみちて、イケメンのおいらには ぴったし だと思っているのです。キッパリ。

おいらがこの家に来た当時は、ハムスターの「クロマメ」くんもおったのですが、昨年の冬にお亡くなりになり、庭のミカンの樹の根本に眠っておいでですので、今はおいら一人が、この家の家族をお世話するはめになったのです。

どいつもこいつもそれぞれに 我がままで、言いたい放題、やりたい放題のやつ等 でして、おいらの苦労も絶えないところであります。

 秋

あれから1年と数か月か。あの頃は、おいらもほんの生まれたてのちびすけだった。
今はもう秋、つか、そろそろまたあの寒い季節がやって来るってか。

これまでだって、いろんなことあったんだ。
それは追々告るとして、オヤジの膝の上はおいらが一番くつろげる場所さ。
けど、オヤジがしょっちゅう鼻から煙吐きやがる。それと蜜柑の皮、はぎやがる。苦手さ。

オッと、朝飯の時間だ。二階から年増女のゴジラママが下りてきた。こんな時はおいらもかわいく、にゃーんて甘えてやるのさ。
「早く起きなさ―い」、ゴジラママが、ここん家の息子と娘に叫びやがる。口から火を噴いて。
まったくおっかねぇ。

さて、物置あたりに散歩に出かけるか。
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自己紹介と「おさらい」
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本名 : のの
ニックネーム : nonojirou

島根県出雲市に住んでます

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