わがはいはnonojirou ・・・ それから

けっこう毛だらけな・・・ ☆ 湯村温泉の琥珀くん ☆ 温泉津温泉のにゃんこ ☆ 野良のマキノさん ☆ 迷い猫のれん ☆ ちっちゃい頃ののの

2014年10月

夜通し神楽~江津 夜須神社 3

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草木も眠る丑三つ刻 山陰石見の山の奥

はるかはるか昔から 大和の国にあらわれて 人をパニックにおとしいれ

災いもたらす鬼たちを 正しい神々がこらしめて 鎮めてきた物語

かぎりない闘いの再現を 私はながめていたのでした


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コーフンとキンチョーの連続の中 ユーモラスな恵比寿さん

釣り竿さげて鯛を釣り お客に飴を投げました

女や子どもはよろこんで こっちこっちと拍手喝采


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黒塚は 行者(山伏)とその弟子が 狐のオバケを退治するお話しですが

行者と弟子は 漫才さながらのかけ合いをするんです

写真の左が行者でツッコミ 右が弟子でボケ役です

この演目が始まったのは 午前3時でした 


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イキの合ったゼツミョウの会話に お客は大笑い

客席から缶ビールのさし入れがあって 弟子はそのあと 狐のオバケとの立ち回りで

なんどもでんぐり返しをするんです


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ほとんど休憩なしで ひっきりなしに神楽は舞われます

天神が始まったのは 午前4時5分


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暗がりからは タヌキやキツネや野ウサギたちも この夜だけは

家族総出で 目をこらしてこの神楽を 観ていたのでしょうか


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あと残された演目は2つ 「鍾馗」と「大蛇」

クライマックスへ 突入します


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「鍾馗」は 「塵輪」や「恵比寿」などとならんで 石見神楽では 欠かすことのできない

人気の出し物だとおもわれます

鬼の身につけている衣装は 豪華絢爛で ン百万だとききました


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私も2晩 ほとんど寝てませんので ずっと朦朧としっぱなしでしたが このころになると

目はランランとして かえって覚醒し

子鬼のような顔をしていたのかもしれません


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いよいよラストは ヤマタノオロチ です


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宮のお座敷で ぐでんぐでんに酔っぱらて ながくなってた氏子さんたちも

ふらふら起あがるころです


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若いころ どっかのディスコで(超・死語!)夜明かししたのも 楽しかったけど

この歳になって 家族をほっぱらかして 良き夜明かしを いたしました


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長い秋の夜が だんだんと薄まってきました


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終わったのは 6時きっかりでした

細谷社中のみなさん ありがとうございました

夜須神社の氏子のみなさん お世話になりました


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昨日の八川小学校と金言寺

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今年も 奥出雲雲南市の 八川小学校と金言寺の昨日のけしきです


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ふるさとの空は かぎりなく澄んで・・・


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うさぎおひし かのやま

こぶなつりし かのかわ

ゆめはいまも めぐりて

わすれがたき ふるさと


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いかにいます ちちはは

つつがなしや ともがき

あめにかぜに つけても

おもひいづる ふるさと


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寒くなりましたねぇ

朝晩は 冷えるようになりました

おさななじみと二人 銀杏の木をみて おなじみの湯村温泉につかってきました

僕たちがかよった平田中学校も 移転して 最新式になって

設備はいいかもしれないけど 雑巾がけさせられた木の板の廊下もないし

子どもも 先生も 町じたいも 変わってしまった気がしますね


昔の校舎は放課後になると なんだか不気味でね

「昨日の放課後 でたんだってさ」なんて話し ありましたけど

あのオバケたちも 今ではどこへ いっちゃったんでしょうねぇ


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こころざしを はたして

いつのひにか かへらん

やまはあをき ふるさと

みづはきよき ふるさと


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夜通し神楽~江津 夜須神社 2

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今夜 夜須神社で演るのは 浜田の「細谷社中」です

「細谷社中」といえば 大社の遷宮の時 観たので

この神楽団なら まちがいないや!

ということで 夜須神社をさがしてきた ののオヤジです


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団長さんのみじかいあいさつがあり

お清めの舞いから 始まりました


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なにしろ 日にちをまちがえてきちゃったんじゃないか と心配してたものですから

八調子の神楽囃子が 始まっちゃったときには 最高の幸せを感じました

そして 朝までうっとり うっとりと すごすのです

にぎやかな石見神楽を観ながら この感覚 おかしいでしょうか

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あたりを見回しても 家の明かりは ポツンポツンとしか見えません

っていうか ほとんどない!

祭りがなければ こんな夜更けに このあたりでうろうろしてるのは

タヌキとキツネだけでしょう

それとも ウッソウとした木々にはばまれて 見えないけれど

木々の間には谷がいっぱいあって その谷に家がけっこうあるのでしょうか

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観客は 多くありません

わずかな氏子さんたち(わずかでしょう、たぶん)と その家から嫁にいって 今夜だけは里帰りです っていう人たち

外部から遠路はるばる おとずれている酔狂なやつは 私ぐらいとみえました

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篝火の真ん前に陣取って観ました

これが 暖かいんですよ

燃えさかる火が 幻想的な雰囲気をもりあげてました


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地元の人たちにとっては 石見神楽なんて いつも身の回りにあるでしょうから

今宵の祭りも 日常的な場面の一コマにすぎないでしょうが

鬼のお面や豪華絢爛な衣装 テンポの早いお囃子 激しい舞いなどは

私を異空間へ いざなうようです


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神々やもののけたちが まだいっぱいこの国いた時代

???


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篝火で 頬を上気させながら うっとりとながめておりました


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寝不足のときは それでなくても 気分はハイなのです

眠いはずなのに 眠くない

鉦や太鼓や笛にあわせて 私の頭の中にも 異様なものたちが踊りまくっているようでした


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アッと おもったら 1秒かそこらのわずかな時間 私は眠ってました

はっとして また目をこらし 神楽に観いることを 何度もくり返してました


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上の写真の「塵輪」は

石見神楽では 「大蛇(やまたのおろち)」とならぶ 人気演目です

これが終わったのが 夜中の1時30分


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いよいよ 石見の夜須神社は

丑三つ刻をむかえます


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続く・・・
 

夜通し神楽~江津 夜須神社

さて このブログで アクセスがいまだに多いのは
出雲大社・遷宮時の 石見神楽の記事です

江津に行ったのは 夜須神社の例祭の 奉納神楽を観るため なのでした

Google地図では 県道からわりと近く
現地の方にたずねるまでもなく
夜須神社の表示と 祭りをしめす縄に 白い紙がひらひらと 現地まで案内してました

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が・・・しかし その一本道は 車がすれちがえないほど 細くグニャグニャで
やっとこさ行くと  

上の写真の 大きな銀杏の木は となりの長久寺のもの

写真中央に ちいさ~くポツンと見えるのが 神社の鳥居
そこから歩きで 夜須神社は 山の頂上にあるのでした
 
前日の睡眠不足と 温泉のぬくもりの酔いで
着いてすぐ 車のなかで うとうとしてしまい
二時間ほどして目がさめると 七時

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奉納神楽は 夜九時から 次の朝六時まで
一晩中つづくと Webにありました

でも 八時になっても ひとっこ一人 現れません
日にちを まちがって観にきてしまったのかと 不安になりました

鳥居のそばの灯提に灯りがついているのは 見えるのですが・・・

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帰るにも 真っ暗なあの道を引き返すのかとおもうと
怖くなりました

すると 八時半頃になると
難道を 車が ゴーゴーッと つぎからつぎへと 上がってきました
現地の人は こんな道 なんともないらしいのです

石見時間です
直前にならないと なにも始まらない
もっとも 出雲もそうですが

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長~い 急な石段をあがると すっかり準備は できあがっていました

篝火もたかれ
祭りのはじまりです

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夜明かしで 石見神楽が舞われるというのは
うわさではきいていました
でもそれは とくべつなところで 年に一度だけくらいだろうと おもってましたが

しらべてみると 石見では
地区々々の ちいさな神社で ごくふつうのことらしいのです

あっちでも こっちでも 神楽団が神社からまねかれて オールナイト興行です

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神楽ファンには うらやましいかぎり

夜須神社は 山の中のちいさな地区にあるちいさな神社
そんなに多くない氏子さんたちが 祭りを 皆でささえていらっしゃるようです

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ここでの神楽の出し物が 一つ終わって静かになると
どっか遠くからも 神楽囃子が きこえてきます

となりの山には 多鳩神社があって この日
おなじように祭りで べつの神楽団が公演してる ってことでした

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この時期 夜中はかなりサブいです

コタツがでてて あたってる人や ダウンジャケットや毛布持参の 神楽見物です

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続く・・・
 

江津市へ何をしに行ったのでしょ~か?

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ののオヤジは 夜勤のある仕事をしています

25日の朝 夜勤が終わると 寝もしないで
すっ飛んで 江津市へ

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江津の山の中に 有福温泉があります

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1300年の歴史がある(・・・とパンフには書いてあります)

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せまい旅館街に 公衆浴場が 3つあります
下の写真の 三階旅館のとなりの 「さつき湯」に入り

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これが その浴槽 ↓

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その後 「御前湯」に入りました

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これが その浴槽 ↓

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有福温泉は もちろん 源泉掛け流しで 美人の湯だそうで
どおりで 肌が つるっつるになりました

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休憩所にあった 昔の有福温泉の写真が(大正時代? 昭和初期?) おもしろかったので
それを 撮ってみました
昔の人は オシャレですね

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でも 江津に行ったのは これが目的では なかったのです

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島根の石見には 多くの町が
自分の町の神楽団を もってるそうです

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子どもたちは 小学校や中学に 神楽の部活がある とききました

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この有福温泉にも 独自の神楽社中があって
温泉街の中に 温泉客のための 神楽殿があります

今日もこの町の社中は どこかの神社での 出前に行く準備をしてらっしゃいました

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さて ののオヤジは 寝不足もかえりみず
 江津へ 何をしに行ったのでしょ~か?

次回の更新を 待て!!!
 

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ご結婚について by 娘です♡

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ごきげんよ~~~
ののじろうの娘で~~~す(・ω<)

高円宮家の次女の典子さまと 出雲大社の神職 千家国麿さんの結婚式が5日 出雲大社で行われました


それについて 地元の一女子高生から ヒトコト(*´∀`) 

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皇室の典子さまは ご結婚され 一般人になられて
これからは典子さん と ”さん”づけで よばれるらしいで~す
NHKが いってました

いつまでも国麿さんと ”典子さま”では
つりあい とれないですからね~

お二人 お雛さまかざりみたいですけど
だんな様の 左手の指が 先の先までピンとしてて
きちっとした方だと おもいました

家の中を おパンツいっちょうで お歩きされたり しないでしょ~ねぇ~
父みたいに!

披露宴には EXILEのHIROさんも およばれしたんですってね
わたしだったら Taylor Swiftに きてほしいです


Sexy Zoneの勝利くんとの結婚式には (^o^)

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飾りじゃないのよ猫は

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「 ブログで見ましたよ じっっさいに みてみたい 」

でも 訪問者の前には
ぜったいに すがたをみせない

どっかで寝てますよ
 

霧の朝の散歩

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花々が ちょっと乱雑に なってます

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秋桜もダリアも もうそろそろ おしまいでしょうか

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朝晩は 冷えるようになりました

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散ってしまったのも かなりあって
お行儀よく ととのってるより こんな景色 いいですよね

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今朝は とても霧がふかくて
蜘蛛の糸にも つぶつぶになって 付着してました

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( PCでごらんの方は クリック拡大して ごらんください )

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来待ストーン~宍道町の異空間

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宍道湖の対岸の町 松江市宍道町来待に
「来待ストーン」はあります

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10メートルくらいのトンネルをぬけると
そこは ちょっとした異空間です

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でも今回は あの世とか・・・には まったく関係ないです
上の絵の 左の白っぽいジグザグが トンネルの出口です

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ここは 来待石の 昔の石切り場を利用して
来待石に関するミュージアム 石の彫刻や陶芸を体験できる施設や
レストランがあります

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垂直にけずられた山肌は 石の壁
高さが 5階建てのビルくらは あるんじゃないですかね~

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出雲や松江の庭にある石灯籠は
たいていが ここの来待石を原材料として 加工されたものです

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なぜか狸のオブジェが ぽつりぽつりと おかれています

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ここ けっこう広いんですよ
サッカー場くらいかな
地面も石 まわりも石で どっかの遺跡に迷いこんだ感じがします

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いつきても すこし湿り気のある やわらかな風が吹きぬける
イメージ
しばらく石に腰かけて 瞑想していたい気分

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おとずれる人も多くなく
静かなところも わたしのお気に入りです

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上の絵の 左をすこし上がると
もっと古い 石切り場があります

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しばらくは もののけ姫の世界に ひたりましょう



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さッ 明日も
お仕事 お仕事!

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