一畑電鉄・大社駅には

ののじろうオヤジが 高校生の頃 出雲まで通学した なつかしい電車が 保存、展示されています


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◯ デニハの意味   電動車・・・デ 三等車・・・イロハのハ 荷物室・・・ニ

◯ 半鋼製車体   今では製造不可能な木製の車体

◯ 鉄道友の会エバーグリーン賞受賞

長年活躍し 今なお現役または保存されている車両に対して与えられるもので 1995年に受賞

◯ 車内改装   1994年にデニハ52号 1999年にデニハ53号が それぞれお座敷列車に改装されたが

映画「RAILWAY」撮影のため 2009年にオリジナルの内装に復刻


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  デニハ50形・52号車


映画「RAILWAY」の中で 最も多く登場し 強い印象を残した車両が この「デニハ50形・52号車」です

昭和3年 小境灘(現一畑口)~北松江(現松江しんじこ温泉)間 及び 

昭和5年の 大社線開業に併せて新造された 一畑電車唯一のオリジナル車両です


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客貨同時輸送を考慮した荷物室付き車両であり

今ではほとんど見ることのできない貴重な車両です


また 製造当時には当たり前だった 客室の手動扉も

全国にいくつか残る同時代の車両が 全て自動扉に改造される中にあって

唯一 製造当時のまま残されている点においても 貴重な車両と呼ばれる由縁です


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この「デニハ50形」は 1928年~1929年に合計四両が製造され

現在は「52号車」と「53号車」の2両が現存しておりますが

老朽化のため 共に2009年3月末をもって 現役を引退いたしました


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その後 映画「RAILWAY 49歳で電車の運転手になった男の物語」撮影のために 2009年8月の1ヶ月間

再び 営業線上を走行いたしました

それ以後は 雲州平田駅の車庫内で 保存しておりましたが

映画公開に併せ 多くのお客様にご覧いただくため ここ出雲大社前駅に展示するものです


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 「この電車の特筆すべきは な~んと 扉が手動式だった ということです

窓も手で開くんですよ

ですから 夏の暑い時には 客が勝手に 窓ばかりか 扉も開けて

ガッタンゴットン のんびり走ってたんです


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不良高校生が 扉を開けて タバコ吸ってたり・・ もちろん 当時の ののじろうオヤジではありません

工業高校に通ってた友達の 大田◯一くんですexclamation

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