おろおろと、オヤジが冷蔵庫のミルクを、欠けた皿に注いでおいらの鼻先に置いた。

疲れ切ったおいらは、それをチビチビとやったのさ。
あの夜の、あのミルクのうまかったこと。生涯、忘れない。

それからおいらは、よろよろと歩き回ったのさ。
部屋の隅っこに派手派手しいTシャツが脱ぎ捨ててあったので
温ったかそうだったので、その上で、おいらはうんこ、たれたのさ。

あとはもう、家じゅう大騒ぎだったのを
ウトウトしながら、よーく覚えている。